ちまきと笹団子
柏崎では月遅れの節句6月5日頃、えんま市が近づくと、各家庭で粽と笹団子つくりが始まります。出来上がった粽と笹団子は風通しのよい室内に吊るし、子どもは自由に食べられ、遠方の親戚にはふるさとの名物として配送されます。
柏崎の伝統的な粽は「三角粽」といわれるもので、正三角形に笹を中表にしてたたみ、もち米をいれてスゲで結びます。家によっては「ベンロウジ巻き」と呼ばれる、細長い三角錐型もあります。笹団子の素地は、うるち米6割ともち米4割ほどの混合粉に、春先に摘んで乾燥させた蓬を搗き込みます。中に入れる餡はつぶ餡とこし餡の場合があり、粉の割合と共に、それぞれ家庭の味があってやや違っています。
ここで問題!
◯ 正解!
笹団子の素地には、うるち米6割ともち米4割ほどの混合粉に、春先に摘んで乾燥させたヨモギがつき込まれています。
× はずれ...