えんま市


えんま市

えんま市の始まりは馬市で、現在げんざいのような見世物・露店ろてんの市にわったのは、文政ぶんせい年間(1818〜1829年)と言われています。
えんま市がこれだけの規模きぼになったのは、柏崎の位置いちと6月15日前後という日取りが、全国各地かくちの祭りや市を次々まわっている露天ろてん商人が、一どうに会するのに都合がかったことが要因よういんと言われています。季節きせつはちょうど衣替ころもがえの時期にもあり、ここで夏衣なつごろもになって旅立っていったことから自然しぜん呉服ごふく市が立つようになり、それがまた田植えを終えた農村の人たちの人気をんだとも言われています。

また、当時の陣屋じんや役人が、遠方えんぽう近在きんざいから入りんでくる博徒ばくとたちの丁半ちょうはん勝負を黙認もくにんしたことも、この市がさかえる間接的かんせつてき要因よういんと言われています。
現在げんざいでは、村上市の村上大祭、新潟にいがた市の蒲原かんばら大祭にならび『新潟にいがた三大高市たかまち』のひとつにあげられ、毎年、この市を楽しみにしている多くの方の笑顔えがおで、通りがくされます。


ここで問題!

Q. えんま市が始まった初期しょきのころ、売られていたものは何でしょう?
正解せいかい

えんま市は、馬を売る「馬市」が起源きげんとなっています。

× はずれ...

ここで2つめの問題!

Q. えんま市は何年前から行われているでしょうか?
正解せいかい

えんま市は、やく220年前からえんまどう境内けいだいで開かれるようになりました。

× はずれ...