女性じょせいの教育の向上につくした三宮さんぐ茂子しげこ


三宮茂子

三宮さんぐ茂子しげこは、西本町に生まれました。小さいころから手先が器用きようだったこともあり、1865年、17才のわかさで「裁縫さいほう指南所しなんじょ」をつくりました。裁縫さいほうが男子の仕事だった時代に、裁縫さいほうを通して女子の生活の自立をめざしたのでした。
茂子しげこ裁縫さいほうを中心に教え、生活に必要ひつよう知識ちしき礼儀れいぎ作法さほうも大切にしました。茂子しげこの教え方が評価ひょうかされ、多くの女子が茂子しげこの学校に通いました。柏崎中学校(今の柏崎高校)ができるまで男子は新潟にいがた長岡ながおかで勉強していた時代に、女子は茂子しげこの学校のおかげで、この柏崎で高い教育を受けることができたのでした。


ここで問題!

Q. 多くの女子が、三宮さんぐ茂子しげこのつくった学校に通っていましたが、何を中心に学んでいたでしょうか。
◯ 正解!

裁縫さいほうを中心に、生活に必要ひつよう知識ちしき礼儀れいぎ作法さほうも教えていました。

× はずれ...