(2) 水はどこから
④安定して水をとどけるために:上水道
市全体にしっかり水をとどけるために、どのような工夫がされているのでしょう。
赤坂山浄水場から上水道がひきにくい地域 では、それぞれの地域ごとに地下水などを水源 とした水道がつくられています。
<水道管を守る>
浄水場でつくられた水をとどけるためには、水道管が必要です。水道管は地面の中を通ってそれぞれの家庭や学校などとつながっています。
上下水道局の人の話
柏崎市の水道管は、全部合わせると1100km以上の長さがあります。きちんと水がとどくように、古くなった水道管を順番
に取りかえたり、水がもれていないかけんさしたりしています。
柏崎の水道は、長い歴史
があるので、古い水道管もまだあります。そのような水道管は、取りかえるのにたくさんのお金がかかってしまいますが、できるだけ早く交かんできるように努力
しています。
<水をしっかり集める>
全国的に見て、柏崎市と同じような大きさの市町村で、ダムの利用目的が上水道せん用で、しかも、3つもあるのはたいへんめずらしいことです。ですから、水が不足する心配がほとんどありません。「安心な柏崎の水道」といえます。
ダムをつくるために努力した当時の町長の西巻進四郎
の話は、105ページにのっています。
▶ 西巻進四郎の話
<水源の森を守る>
赤岩ダム・谷根ダムの水を集める区域は、すべて柏崎市の市有地になっています。開発に利用されたり、よごれたものが入りこんだりする心配が全くありません。水源の森からすでに「安全な柏崎の水道」といえます。
※市有地とは、市がお金を出して買った土地のことです。
<水をけんさする>
赤坂山浄水場では、職員 がしっかりと水のけんさをしています。よごれなどがまざっていない、安全な水をとどけるようにとても注意しています。
<水をむだにせず大切に使うために>
水をむだにしないために、どんな工夫をしているか、また、自分はどんなことをしていきたいか書きましょう。