(4) 柏崎の発展につくした人たち
④ 上水道の整備につくした西巻進四郎
西巻進四郎は、柏崎のくらしがよくなるように、上水道をつくりました。
昔の柏崎の町の人たちは、水が不便なためになやまされていました。当時、町長だった西巻は、これを解決して豊かなくらしにするために、水道が必要だと考えました。はじめのうちは、「お金をたくさん使って水道をつくる必要はない」と反対する人も多かったのですが、西巻町長はあきらめずに工事の協力を呼びかけました。
3年がかりの大工事のすえ、昭和13(1938)年に川内ダムがつくられ、多くの柏崎の人たちが、水道を使うことができるようになりました。
柏崎の水は、とてもおいしいよね。これも、進四郎さんのおかげなんだね。