(1) 地域で受けつがれてきたもの

② えんま市

柏崎にはどんな行事やお祭りがあるのでしょう。

6月14日から3日間、東本町のえんまどうを中心に、500以上いじょうの店が約2kmにわたって立ちならび、多くの人でにぎわいます。

およそ80年前
およそ80年前
兵隊へいたいさんや着物の女の人がいます。
およそ70年前
およそ70年前
「なんでも10円均一きんいつ」ののぼりが見えます。
およそ50年前
およそ50年前
今のえんま市
今のえんま市

えんま市の始まりは馬市で、およそ250年前からえんま堂のけいだいで開かれるようになりました。

おばあちゃんは、最初さいしょかならずえんま堂におまいりするよ。
馬市とは、人々が馬を売り買いするために開かれたいちです。

柏崎市にはほかにも、「ぎおん柏崎まつり」や、高柳町たかやなぎちょうの「稲虫いなむしおくり」など、それぞれの地域ちいきのくらしやとくちょうに合わせたさまざまな行事が昔からつづけられています。

昔のぎおん柏崎まつり
昔のぎおん柏崎まつり
今のぎおん柏崎まつり
今のぎおん柏崎まつり
稲虫おくり
稲虫おくり
草生水まつり
草生水まつり

また、それぞれの町内でせつごとのお祭りや行事をしているところもあります。毎年決まった時期に行われる行事を年中ねんちゅう行事ぎょうじといいます。

このほかにも、町おこしの行事として、西山町の「草生水くそうずまつり」や高柳町の「きつねまつり」などがあります。
わたしの家の近くでは、春に神楽かぐらまい、冬には「さいの神」があるよ。

あなたの地域には、地域の人が大切につたえている行事やお祭りはありますか。