(1) 工場の仕事
③おかしをつくる工場
おかしはどのようにつくられているのか調べましょう。
松波にある工場でつくられているおかしは、全国で売られ、海外にも輸出 されています。ビスケットがつくられる様子を調べてみました。








製品を運ぶときは、こわれないようにとりあつかったり、衛生面に気をつけたりしているよ。


おかし工場で働く人のお話
食べ物を作る工場ですから、衛生にはとくに気をつけています。
仕事を始める前には、せいけつな服装に着がえて、しっかりとぼうしをかぶり、手をよくあらいます。また、マスクなどもします。
この服はほこりや糸くずがつかないようにくふうされた糸を使ってつくられています。
仕事別のはたらく時間のちがい
仕事は午前8時に始まり、午後5時に終わります。 しかし、たくさん注文 がきたときは、夜も仕事をすることがあります。そのような時には、午後8時からはたらく人がいます。工場にはたらきに来る人は、自家用車 やマイクロバスを利用しています。

社長さんの話

わたしたちの工場は、大正13(1924)年に柏崎駅
前でビスケットをつくりはじめました。今では、新潟県内に8つと山形
県に1つの9工場があります。はたらく人は約5000人います。
おかしをつくる仕事は、ほとんど機械を使って自動的に行います。そのため、工場ではたらく人のほとんどは機械の動きをたしかめたり、おかしがきちんとできているかを調べたりする仕事をしています。また、新しい製品やよりよい製品をつくるための仕事もしています。
会社ができて90年を迎えたことをきっかけに、おかしづくりを始めた柏崎駅前に新しく本社ビルを建てました。これからも、多くの人々に笑顔をお届けする「社会の役に立つ会社」でありつづけるとともに、「柏崎から世界につながる会社」としてがんばります。
