(3) 柏崎の発展はってんにつくした人たち

上水道じょうすいどう整備せいびにつくした西巻にしまき進四郎しんしろう

西巻進四郎
西巻進四郎
(1887~1939)

西巻進四郎は、柏崎のくらしがよくなるように、上水道をつくりました。
昔の柏崎の町の人たちは、水が不便ふべんなためになやまされていました。当時、町長ちょうちょうだった西巻は、これをかいけつして豊かなくらしにするために、水道がひつようだと考えました。はじめのうちは、「お金をたくさん使って水道をつくる必要ひつようはない」と反対する人も多かったのですが、西巻町長はあきらめずに工事の協力を呼びかけました。
3年がかりの大工事のすえ、1938(昭和13)年に川内こうちダムがつくられ、多くの柏崎の人たちが、水道を使うことができるようになりました。

柏崎の水は、とてもおいしいよね。これも、進四郎さんのおかげなんだね。