(1) 米のとれる土地をつくろう
⑩ 四郎兵衛親子の開こん
四郎兵衛は、宮川新田のほかにも柏崎に新しい田をつくりました。それどころか、柏崎だけでなく、新潟県内に開いた新田は、52 の村におよびました。
四郎兵衛の長男将矩は、遠く福井の殿様のたのみで、田の水はけをよくしたり、新田を開いたりする仕事をしました。
次男の儀右衛門は、新潟の新発田の殿様のたのみで、紫雲寺潟のうめたてをして、48 もの村をつくりました。
四郎兵衛は、親子で協力して、多くの土地を開こんして、米のとれる土地にしました。また、多くの人たちが四郎兵衛親子に協力しました。そして、みんなで新田を開き、ゆたかな土地をつくっていったのです。
福井や新発田の紫雲寺はどこにあるのかな。地図帳で調べてみようよ。
宮川四郎兵衛の工夫や努力について、感じたことをまとめましょう。
昔のできごとや当時の人々について知る手がかりは、みんなのまわりにたくさんあるよ。
このほかにも
- 市役所
- 柏崎市博物館
- 図書館
- 地いきのお年より など
☆話を聞いてみよう。