(4) 電気はどこから

②電気の旅

家や学校で使っている電気は、どのようにしてわたしたちのもとにとどくのでしょうか。

電気って目に見えないけど、どうやってとどくのかな。

電気をつくる

発電を回して電気をつくります。

東新潟火力発電所
主に新潟県に電気を送っている東北電力東新潟火力発電所

電気をおくる

つくられた電気は、高い電圧でんあつ(6万ボルト〜50万ボルト)にして、送電線を使って送られます。

送電線

電気を使えるようにする

送電線を使って発電所から送られる高い電圧の電気は、そのままでは使えないので、変電所でひく い電圧(6000ボルト)に変えられて、電柱の配電線を使って送られます。
柏崎市劍(日吉小学校の近く)に大きな変電所があります。

柏崎市劍変電所
柏崎市つるぎ変電所
送電されていく図

電気を家やしせつまでとどける

配電線はいでんせんの電圧は6000ボルトです。電柱に設置せっちされた柱上ちゅうじょう 変圧器へんあつきで、 家で使う100ボルトや200ボルトの電圧に変えられ、引込線ひきこみせんでみなさんの家にとどけられます。

電柱から家に電気が送られる図
コンセント

ボルト(V)は、電圧という電気を流そうとする力の単位たんいです。

電気のつくり方は、たくさんあるみたいだよ。

電力会社の人の話

電力会社の人の話

停電ていでんになると、みなさんの家の電気が使えないだけでなく、信号しんごう も消え、病院やお店などの電気も使えなくなり、夜になると真っ暗になってしまいます。 わたしたちは、停電が起きないように、鉄塔てっとうや電柱、電線、電気の機械きかい などを定期的ていきてき点検てんけん交換 こうかんしています。