(1) ごみはどこへ

⑤ごみをへらす

ごみをへらすために、人々はどのようなくふうをしているのでしょう。

クリーンセンターの人の話

クリーンセンターの方

令和元れいわがん(2019)年度に、市内から集めて処理したごみや資源物しげんぶつ は、やく28000tです。これは、1人が1日あたり約1kgのごみを出していることになります。このごみを処理するため、年間約11おく 円のお金がかかっています。これらのごみを安全に処理するため、平日はクリーンセンターで24時間休みなく、ごみをもやしつづけています。
平成へいせい17(2005)年からは、ごみの量は年々少なくなってきています。しかし、ごみの種類しゅるい がふえたことや、資源物をリサイクルする量がふえたため、処理にかかるお金はあまりへっていません。 かぎりある資源を活用するため、住民じゅうみん のみなさんにも協力きょうりょくしていただいて、もっとごみをへらし、再利用さいりようしていくことができるように取り組んでいかなくてはなりません。

ごみの量がへってきているのはどうしてだろう。

<スーパーマーケットでの取組>

市内のスーパーマーケットでは、入口のところにさまざまな資源物を回収かいしゅうするはこかれています。

廃品回収箱
廃品回収箱の中身

スーパーマーケットの人の話

スーパーマーケットの方

わたしたちの店は、入口すぐのところに牛乳ぎゅうにゅう パックやトレーなどの資源物を回収する箱を置いています。お客さんが家から持ってきた資源物を入れていきます。買い物のついでにリサイクルできるので、出す日を気にせずリサイクルできます。
また、令和2(2020)年7月からレジぶくろが有料化ゆうりょうか されました。マイバッグを利用することで、レジぶくろの使用りょうを少なくしてごみをへらし、環境 かんきょうへの配慮はいりょにつなげています。

<リユース(Reuse)の取組>

市内には、いらなくなった服や電気製品せいひん、本などを買い取り、それらを売っているお店(リユースショップ)があります。

再生紙
再生紙さいせいしから作られたトイレットペーパー
電気製品
電気製品のリユースショップ
家庭用品
家庭用品のリユースショップ

リユースショップの人の話

リユースショップの方

わたしたちリユースショップは、お客さんがいらなくなったものを買い取り、必要ひつよう な人に売る仕事をしています。いらないものでも、まだ使えるものはたくさんあります。 すててしまえばただのごみですが、必要な人に使ってもらえばごみになりません。その、いらない人とほしい人の間をつなぐのがわたしたちのお店の役目です。
また、新品よりも安いので、おとくです。ごみをへらし、再利用を進めることで、資源の節約せつやくにもつながります。

ごみをへらすために、地域で行っていることを調べてみよう。
自分たちにもできることはないかな。

ごみをへらし、資源物や不用品ふようひんをもう一度利用できるようにするため、地域ちいき の人はどんな取組をしているでしょうか。