(1) 工場の仕事

③おかしをつくる工場

おかしはどのようにつくられているのか調しらべましょう。

松波まつなみにある工場でつくられているおかしは、全国で売られ、海外にも輸出ゆしゅつ されています。ビスケットがつくられる様子ようす調しらべてみました。

1. 材料ざいりょうをまぜる
2. ローラーにかけてうすくのばす。3〜5回くらい機械きかいにかける。
3. おかしの形をつくる
4. オーブンでやき、自然しぜんにさます
5. 製品せいひんけんさをして機械でふくろに入れる
6. ダンボールばこにつめた製品をトラックで全国に送る
機械きかい使つかってたくさんつくっているんだね。
できあがったおかしは、トラック・フェリー・コンテナ車などで全国ぜんこくのお店やスーパーマーケットにはこばれているんだって。
製品せいひんを運ぶときは、こわれないようにとりあつかったり、衛生面えいせいめんに気をつけたりしているよ。

はたらく人の服装ふくそうや時間はどうなっているのかな。
おかし工場ではたらく人の服装

おかし工場で働く人のお話

食べ物を作る工場ですから、衛生えいせいにはとくに気をつけています。
仕事しごとを始める前には、せいけつな服装ふくそうに着がえて、しっかりとぼうしをかぶり、手をよくあらいます。また、マスクなどもします。
この服はほこりや糸くずがつかないようにくふうされた糸を使ってつくられています。

仕事べつのはたらく時間のちがい

仕事は午前8時に始まり、午後5時に終わります。 しかし、たくさん注文ちゅうもん がきたときは、夜も仕事をすることがあります。そのような時には、午後8時からはたらく人がいます。工場にはたらきに来る人は、自家用車じかようしゃ やマイクロバスを利用りようしています。

社長さんの話

わたしたちの工場は、大正たいしょう13(1924)年に柏崎えき 前でビスケットをつくりはじめました。今では、新潟県内に8つと山形やまがた 県に1つの9工場があります。はたらく人は約5000人います。
おかしをつくる仕事は、ほとんど機械を使って自動的に行います。そのため、工場ではたらく人のほとんどは機械の動きをたしかめたり、おかしがきちんとできているかを調べたりする仕事をしています。また、新しい製品やよりよい製品をつくるための仕事もしています。
会社ができて90年をむかえたことをきっかけに、おかしづくりを始めた柏崎駅前に新しく本社ビルをてました。これからも、多くの人々に笑顔えがおをおとどけする「社会の役に立つ会社」でありつづけるとともに、「柏崎から世界せかいにつながる会社」としてがんばります。