(5) 工場の仕事

おかしをつくる工場

おかしはどのようにつくられているのか調べましょう。

松波まつなみにある工場でつくられているおかしは、全国で売られ、海外にも輸出ゆしゅつされています。ビスケットがつくられる様子を調べてみました。

① 材料をまぜる
② ローラーにかけてうすくのばし、機械きかいにかける。
③ おかしの形をつくる
④ オーブンでやき、自然にさます
⑤ 製品けんさをして機械でふくろに入れる
⑥ ダンボールばこにつめた製品をトラックで全国に送る
機械をつかってたくさんつくってるんだね。
できあがったおかしは、トラック・フェリー・コンテナ車などで全国のお店やスーパーマーケットにはこばれているんだって。
製品せいひんを運ぶときは、こわれないようにとりあつかったり、衛生えいせい面に気をつけたりしているよ。

はたらく人の服装ふくそうや時間はどうなっているのかな?
おかし工場ではたらく人の服装

おかし工場ではたらく方のお話

食べ物をつくる工場ですから、衛生えいせいにはとくに気をつけています。
仕事を始める前には、せいけつな服装ふくそうに着がえて、しっかりとぼうしをかぶり、手をよくあらいます。また、マスクもします。 この服は、ほこりや糸くずがつかないようにくふうされた糸を使ってつくられています。

仕事は午前8時に始まり、午後5時に終わります。 しかし、たくさん注文ちゅうもんがきたときは、夜も仕事をすることがあります。そのような時には、午後8時からはたらく人がいます。工場にはたらきに来る人は、自家用車じかようしゃや会社のマイクロバスを利用りようしています。

社長さんのお話

わたしたちの工場は、1924(大正たいしょう 13)年に柏崎駅前でビスケットをつくりはじめました。今では、新潟県内に8つと山形やまがた県に1つの9工場があります。はたらく人は約 5000 人います。中国にも工場をつくりました。
おかしをつくる仕事は、ほとんど機械きかいを使って自動的じどうてきに行います。そのため、工場ではたらく人のほとんどは機械の動きをたしかめたり、おかしがきちんとできているかを調べたりする仕事をしています。また、新しい製品せいひんやよりよい製品をつくるための仕事もしています。