(5) 工場の仕事
おかしをつくる工場
おかしはどのようにつくられているのか調べましょう。
松波にある工場でつくられているおかしは、全国で売られ、海外にも輸出されています。ビスケットがつくられる様子を調べてみました。
製品を運ぶときは、こわれないようにとりあつかったり、衛生面に気をつけたりしているよ。
おかし工場ではたらく方のお話
食べ物をつくる工場ですから、衛生にはとくに気をつけています。
仕事を始める前には、せいけつな服装に着がえて、しっかりとぼうしをかぶり、手をよくあらいます。また、マスクもします。
この服は、ほこりや糸くずがつかないようにくふうされた糸を使ってつくられています。
仕事は午前8時に始まり、午後5時に終わります。 しかし、たくさん注文がきたときは、夜も仕事をすることがあります。そのような時には、午後8時からはたらく人がいます。工場にはたらきに来る人は、自家用車や会社のマイクロバスを利用しています。
社長さんのお話
わたしたちの工場は、1924(大正 13)年に柏崎駅前でビスケットをつくりはじめました。今では、新潟県内に8つと山形県に1つの9工場があります。はたらく人は約 5000 人います。中国にも工場をつくりました。
おかしをつくる仕事は、ほとんど機械を使って自動的に行います。そのため、工場ではたらく人のほとんどは機械の動きをたしかめたり、おかしがきちんとできているかを調べたりする仕事をしています。また、新しい製品やよりよい製品をつくるための仕事もしています。