(1) 震災しんさいをのりこえて

柏崎市はどのように災害をのりこえ、どんなまちづくりを進めているのでしょう。

震災直後

電車が倒れている様子
道路にヒビが入っている
商店街の様子
倒壊している家
倒壊している様子
海沿いの様子
避難先の体育館の様子
テント

中越沖地震ちゅうえつおきじしんによる柏崎市の被害状況ひがいじょうきょう

停電ていでん 23300戸 (2日後に復旧ふっきゅう)
断水だんすい 40260戸 (19日後に復旧)
ガス 30878戸 (42日後に復旧)
全壊家屋ぜんかいかおく 1121とう
半壊はんかい家屋 4583棟
一部損壊いちぶそんかい 22722棟
文化ざい 48けん
避難所ひなんじょ 86か所 (ピーク時)
避難した人 11515 人 (ピーク時)

*中越沖地震
平成19(2007)年7月16日10時13分発生
最大震度さいだいしんど 6強

元 柏崎市消防団第一分団 団員 柏崎市長 櫻井さくらい 雅浩まさひろ

柏崎市長

みなさんは消防団しょうぼうだんって知っていますか。もしかしたら、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんが入っていらっしゃるかもしれません。大雨の時、台風の時、また火事の時、地域ちいきを守ってくれる自主的な組織そしきです。
中越沖地震が起こった時、わたしも消防団員でした。たおれてきた家屋の下でくなった人も発見しました。にげ出せない人のお手伝いもしました。
みなさんにお願いがあります。中越沖地震のこと、昔あったこう水のことを消防団の人から聞いてください。そして、今後、何か起こった時、少しでも人のお手伝てつだいをできる大人になってください。

復旧への取組

国や柏崎市は・・・

水道、ガス、道路の復旧活動
水道、ガス、道路の復旧活動
自衛隊の救援活動
自衛隊じえいたい救援きゅうえん活動

地域ちいき市民しみんは・・・

地域のつながり・助け合い
地域のつながり・助け合い
権がい、海外のボランティア・支援
県外、海外のボランティア支援しえん

10年後の平成へいせい29(2017)年には記念事業きねんじぎょうを行い、震災で亡くなった人々をとむらいました。
合同追悼式での献花
合同追悼式ついとうしきでの献花けんか
(平成29(2017)年7月)

震災をわすれない

かしわざき市民活動センター・中越沖地震メモリアル まちから

地域のつながり・助け合い
権がい、海外のボランティア・支援
大きな震災を経験けいけんした柏崎市は、これからどんなまちづくりをしていくのかな。
自分たちにできることは何だろう。

「まちから」の人の話

「まちから」の人の話

地震の時、柏崎市では大人も子どももみんなで力を合わせて、助け合いながら生活をしました。「まちから」では、その時のまちの様子や人々の取組を写真や映像えいぞうなどで知ることができます。また、災害から身を守るために何をするとよいか、小中学生のみなさんと一緒いっしょに考える取組も行っています。柏崎市のみなさんが震災をのりこえた経験を生かし、災害に負けないまちづくりをするためのお手伝いをしています。