(3) 柏崎市のお店のくふう
それぞれのお店では、どんなくふうをしているのでしょう。
商店がいにあるお店の方に、どんなくふうをしているか聞いてみました。
洋品店の人の話
わたしの店は、江戸時代に呉服屋
として商売を始め、約
300年つづく洋品店です。
お客さんの希望をお聞きして、にあう洋服
をいくつかおすすめしています。そして、気に入ったものを買っていただきます。
遠くから歩いてくるお客さんがいるので、店内にいすをおいたり、買い物しながらゆっくりと話をしたりして、喜んでもらっています。
菓子店の人の話
わたしの店は、明治4(1871)年からお菓子をはん売しています。いつも大切にしていることは、安心でおいしいお菓子作りです。
約20人で協力しておいしいお菓子を作ったり、売ったりしています。
また、お客さんが喜んでくれるようにポイントカードを作り、オンラインショップではん売したりしています。
柏崎には、いろいろなお店があって、それぞれのお店がくふうをしていることが分かります。
商店がいでは、お客さんを集めるためにどんなくふうをしているのでしょう。
商店がいの中にある、柏崎商工会ぎ所の人にも話を聞いてみました。
商工会ぎ所の人の話
柏崎商工会ぎ所では、柏崎市にもっとお客さんが来てくれるように、イベントを考えて行っています。
たとえば、各商店や柏崎市商業観光
課の人と協力
して「柏崎あきんど協ぎ会」を作り、2月に「はなまるクーポン」を配
っています。冬になるとお客さんが外に出なくなるので、サービス券
などのついた「はなまるクーポン」を利用してもらい、お客さんから買い物をして喜んでもらっています。
また、柏崎市の中心にもっとお客さんが来るように月1回(第1土曜日、5~10月まで)「ほんちょうマルシェ」のお店を募集
して出店してもらっています。当日は、たくさんのお客さんでにぎわいます。
令和2(2020)年は、新型コロナウイルス感染症の大流行で「ほんちょうマルシェ」はできませんでしたが、感染症が落ち着いたらまたやりたいです。
また、なかなか外出ができなかった市民を元気づけるために、「元気発信
はなまるクーポン」をつくって、いろいろなサービスをしました。
ほかにも、柏崎市のお店の人が講師となって、専門知識
やプロのコツを無料で教えるミニ講座
「まちゼミ」も地いきの方々との交流をつくっています。
西山町商工会の人の話
西山町では、買い物をするとサービススタンプがもらえるお店があります。月に2回2倍になる日もあります。
高柳町商工会の人の話
高柳町では、地元を活性化 するために、シャッターに絵をかいたり、地元の大学と連携 してイベントを行ったりしています。また、買い物をするとサービス券をわたしているお店もあります。