(2) 米のとれる土地をつくろう

⑤ 力を合わせて

工事をする人たち
工事をする人たち

せきづくりは、人夫にんぷがけがをしたり、死んだりするなど、とてもたいへんな工事でした。
瀬兵衛せべえは人々をはげまし、人々もくじけずに工事をつづけました。そして、10年がかりでようやく新しいせきができあがりました。

大きな機械きかいがないよ。どんな道具を使っていたのかな。

【昔の道具①】

もっこ
もっこ
四人づき
四人づき

完成かんせいした新しい藤井ふじいぜきは、土手どての高さが4.5m、長さ1278m、大小2つのよろいぜきがあり、大ぜきは75だんはば63m、小ぜきは51段、幅25mもある巨大きょだいなせきでした。

このせきができたのは、昔の人のちえと工夫くふう、たくさんの努力どりょくがあったからよ。何があったのか、いっしょに調べましょう。
完成したよろいぜきの一部分
完成したよろいぜきの一部
(せきのしくみが見えるようにかいた絵)

よろいぜきの大ぜきは、75段で100mほどの長さになったと考えられています。
(いろいろなせつがあります)