(6) みんなで守る

地いきでは、災害にそなえてどんな取組をしているのかな。

柏崎市では、地いきで協力して災害さいがいにそなえたり、訓練くんれんをしたりしています。 地いきのコミュニティセンターや町内会では、地しんやつなみなど大きな災害にそなえて地いきぐるみの防災訓練ぼうさいくんれんを行っています。 北条地いきでは、地いきと学校とが協力して防災訓練を行ってきました。その取組がひょうかされ、2010年度防災訓練こうろう者内閣ないかく総理そうり大臣だいじん表彰ひょうしょうを受けました。

(市 防災のしおりから)

北条地区コミュニティ振興しんこう協議きょうぎ会長かいちょう 江尻えじりさんのお話

2004(平成 16)年の中越地しんで柏崎市も大きな被害を受けました。このきょうくんを生かし、地いきぐるみでの自主じしゅ防災ぼうさい組しきを作ることが急がれました。 コミセンと町内会、学校とが協力し、大きな地しんにそなえた訓練を行ってきました。子どもたちの学校からの避難、避難した人へのき出し、取り残された人の救助など総合的そうごうてきな訓練を行いました。
その後、2007( 平成 19) 年 7月の中越沖地しんや2011( 平成 23 年 )8 月の大雨で被災ひさいしましたが、これまでの取組が生かされ、災害への対応がしっかりと行われました。


災害をふせぐ工夫

柏崎市では、川や道路、建物など、いろいろな場所で災害をふせぐ努力どりょく工夫くふうがつづけられています。

昔は川の大きく曲がったところから
洪水こうずいがよくおきていました。
川がまっすぐ流れるように
改修かいしゅうしました。
地いきの建物や道路にも災害を防ぐくふうがあるよね。
土砂どしゃくずれをふせぐ砂防さぼうダム
雪によるなだれをふせぐスノーシェッド
なだれ防止さく
津波つなみがおきた時の避難所ひなんじょ標示ひょうじ