(5) 魚などをとる仕事

柏崎では、どんな魚がとれるのだろう。魚をとる仕事について調しらべてみよう。

柏崎市が管理かんりしている漁港ぎょこう
地図
石地漁港
石地漁港
柏崎港の水あげのようす
水あげのようす
柏崎名産のマダイ
柏崎名産めいさんマダイ
沿岸漁業でとれる魚
沿岸漁業でとれる魚

柏崎市の漁業は地元漁業者じもとぎょぎょうしゃいとな沿えん がん漁業ぎょぎょうで、市内には6つのみなとがあります。
主に、マダイ・マイワシ・ヒラメ・カレイ・ウスメバル・スルメイカ・タコなどがとれます。中でもマダイは1年中とれます。また、しゅうへん 岩礁地帯がんしょうちたいでは、海草かいそう 貝類かいるいがたくさんとれます。

沿えんがん漁業ぎょぎょうとは、10トン未満みまん 小型船こがたせんをつかって、日帰りで行う漁業のことをいいます。

柏崎の漁業と水あげのりょう

りょう種類しゅるい 主な海産物 水あげ量
ごちあみ(船びきあみ)漁 マダイ 53トン
さしあみ漁 ヒラメ・カレイ 70トン
一本づり漁 メバル・アラ 11トン
かご漁 黒バイガイ・つぶ貝 4トン
採貝採草 サザエ・アワビ・もずく・エゴ 10トン
その他 1トン

平成へいせい30(2018)年 新潟県にいがたけん漁業協同 ぎょぎょうきょうどう組合くみあい 業務報告書ぎょうむほうこくしょより

鯛茶漬け
茶漬けの旗

柏崎鯛茶漬たいちゃづ

新鮮しんせんなタイのさしみやいたをほぐしてごめしをのせ、あたたかいだしじるをかけて食べる『柏崎鯛茶漬たいちゃづけ』は柏崎の新名物しんめいぶつ になっています。

柏崎のご当地グルメとして有名ゆうめいね。ご当地グルメグランプリでも金賞きんしょうをとっているわ。

また、荒浜にある海洋生物かいようせいぶつ環境かんきょう 研究所けんきゅうじょ試験場しけんじょうでは、『ヒゲソリダイ』の養殖ようしょくに日本ではじめて成功せいこうしました。『ヒゲソリダイ』は、地元じもとでは「カヤカリ」とよばれ、おいしい白身魚しろみざかなとして有名です。

ヒゲソリダイ
ヒゲソリダイ
ヒゲソリダイの稚魚放流
ヒゲソリダイの稚魚ちぎょ放流ほうりゅう
ヒゲソリダイのカルパッチョ
ヒゲソリダイのカルパッチョ
試食会の様子
試食会ししょくかい様子ようす
養殖ようしょく漁業とは、出荷しゅっかする大きさになるまで、水槽すいそうやいけすで育てる漁業のことをいいます。魚が子どものころから大人になるまで、人がお世話せわをして育てます。

漁業組合柏崎支所長ししょちょうさんのお話

漁業組合支所長さん

平成20(2008)年に、県内のぎょきょうのほとんどががっぺいし、ここは「新潟漁協柏崎支所」となりました。漁業は自然しぜん相手あいてなのでろうが多くあります。 最近さいきんむかしよりも魚がへってきていますし、エチゼンクラゲのはっせいがあるとかなり魚がへってしまうので、けいかいがひつようです。
新潟漁協柏崎支所では70人ほどの漁師りょうしがはたらいていますが、へいきん年れいは60歳代さいだいです。もっともわか い人でも40歳代なので、あとつぎ不足ぶそくしんこくななやみです。